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霧多布に暮らす動物たち

こんな遭遇したくないですね。

●霧多布湿原一帯は動物たちにとっても貴重な場所です。
ここほど、動物たちが人々と身近に生息している地域は道内でも少ないと思われます。
特にヒグマは、航空機を使った調査でも十数頭が確認され湿原センター周辺にも現れますし、山間部の家では 庭先を親子熊が歩いている話も聞きます。
林道周辺の山林には、熊の糞が何10カ所もみられる斜面もあり、こんなところにまで出てきていると思うこともしばしばです。林道・山林にはいるときは鈴をつけたり、ラジオを鳴らして歩く等、熊に自分の存在を知らせるような工夫が大切とされています。一人での単独行動はさけた方が無難です。道内では毎年熊に命を奪われてしまうケースが後を絶ちません。双方の為にも気をつけたいものです。

●エゾ鹿は最近非常に多いですね。これも増えすぎた結果です。
 ここ数年、当たり前にみられますよ、ポーチ横の木道に群が入ったこともあります。
ですから、交通事故も絶えません。特にシーサイドラインや国道は常に鹿が飛び出してきますから、何も無いからといって決して油断しないでくださいね。
鹿のような大型動物は、跳ねた方が命を落とすような被害に遭うこともあります。
勿論、車はめちゃくちゃですよ。
鹿を発見したら クラクションを鳴らし続け減速してください。特に1頭が渡ったらまず続いて何頭もの群が回りも見ずに飛び出してきますから、こんな時は直ちに止まる事をお勧めします。

●どうしてもエゾシカが見たい人。
夕方や、早朝によく見られますがあえてみたい方に季節やその年の状況にもよりますが、比較的良く見られるところがあります。

  • 厚岸から太平洋シーサイドライン
  • 湿原センター周辺
  • 琵琶瀬展望台下の湿原
  • 三番沢林道
  • 糸魚沢林道
  • 若松林道

季節では、秋から冬・早春に見つけやすいと思います。木立の葉が落ち見通しが利くのと雪の少ない道路沿いへ餌を求めて来るからではないかと思います。
この頃のシカは冬毛で地味ですが、夏に見るシカはまるでバンビのよう、特に子鹿はかわいく見ていて飽きません。車から降りなければ結構傍まで寄ってきてくれます。

エゾリス・オコジョ・エゾモモンガ等は、林道沿いの林に生息していますが、滅多に見ることは有りません。つづく  

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